歯周病

歯石は何回もとらないといけないのですか?

歯周病治療に欠かせないのが歯石除去です。
おおまかな流れ(保険で治療する場合)を説明します。

まず 検査をして歯周病の状態・歯の周りの溝の状態や歯石の沈着具合を把握します。
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歯と歯肉の間の溝の深さを調べるプローブ(先端は細いけどとがってはいない)

最初に歯の生え際付近の歯石を除去(スケーリング)します。(保険ではだいたい2回に分けます)
歯石の除去の効果を調べるために検査を行います。
歯肉周囲のポケットの深い所に歯石がある場合 その部の歯石取りと根の滑沢化を行います。(保険ではSRPといいます)
(お口の中を6ブロックにわけ 必要なブロックだけに行います。多くて6回ほどかかります)
検査して 治り具合を検査します。
必要なら再度 掃除をします。 
掃除では取りきれない歯石等は 場合によっては手術が必要なことがあります。

見やすく書きますと

検査・スケーリング(歯石取り)
スケーリング(歯石取り)
検査・SRP(歯石取り+根面滑沢化)
SRP(歯石取り+根面滑沢化)
SRP(歯石取り+根面滑沢化)
SRP(歯石取り+根面滑沢化)
SRP(歯石取り+根面滑沢化)
SRP(歯石取り+根面滑沢化)
検査

もちろん治療する必要がないブロックがあればその分SRP(歯石取り+根面滑沢化)の回数は減ります。
全てのブロックでポケットの深い所に歯石があったとすると 最短でこれだけの回数がかかります。

他の虫歯の治療などと平行して掃除されると思いますが 今どこの段階にいるか把握しておきましょう。

歯石取りと歯磨き練習は 全ての歯科治療の基礎です。
実は審美歯科の重要なポイントは 歯肉をコントロールすることです。
審美的に被せるだけでは長持ちしません(´д`;)

また一旦歯石取りが終わったら 汚れがやわらかいうちにPMTCなどで予防することが重要です。
 

歯石をとる道具たち

チェアに据付の超音波スケーラー
歯周病・予防・メンテナンス 歯石取りの超音波スケーラー
先端を拡大してみます(少し丸みを帯びた先端)
歯周病・予防・メンテナンス 歯石取りの超音波スケーラー

表層の汚れは鎌型スケーラー(歯石を取る道具)
歯周病・予防・メンテナンス 歯石取りの鎌型スケーラー

歯肉の中は先端がとがっていないキュレットを用います
歯周病・予防・メンテナンス 歯石取りのキュレット
 

ジスロマック(抗生物質)

歯周病を起こす細菌にも効果のあるジスロマックの説明を別ページに作りました。

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