コンフォートって何ですか?
コンフォートは入れ歯の粘膜と接する部分を生体用シリコーンという柔らかい材料で覆った 歯肉にやさしい入れ歯です。
生体用シリコーンは外科手術などの医療分野で使われてる素材で 人体への影響がきわめて少ないのが特徴です。
入れ歯とコンフォートの間には接着剤などを一切使用していないので 化学物質によるアレルギーを心配する必要がありません。
「痛い」「噛めない」「はずれやすい」等でお困りの方はぜひごらんになってください。
通常の入れ歯の2倍の力で咬む事ができます。
どんな入れ歯でも可能ですか?
総入れ歯にも部分入れ歯にもコンフォート加工は可能です!!
また新しく作った入れ歯だけでなく今お使いの入れ歯にもコンフォート加工は可能です。
ただし 著しく歯が削れていたり壊れたり 床の形が不適切な入れ歯は引き受けることができません。
また保険で新しく作った入れ歯をコンフォート加工することは 混合診療とみなされますのでできません。
新しく入れ歯から作る場合は 入れ歯も保険外診療になります。
薄い入れ歯をお使いの場合は 高さが多少高くなりますので 厚みを気にされる場合はコンフォートはご利用いただけません。
コンフォートの手順を教えてください
- 診断・設計・相談
- 通常通り入れ歯を作ります。
- 入れ歯の粘膜面に 粘膜調整材をつけ 違和感がなくなるまで調整をします。
実際に使っていただき 来院時にチェックし不適切な箇所を調整します。 - 問題がなくなるまで 調整をくりかえします。
- 問題がなくなったら粘膜調整材をつけたまま 技工所に入れ歯を送ります。
- コンフォートの完成
- 微調整
コンフォートで注意することはありますか?
- 汚れが付着しやすいので こまめにお掃除する必要があります。
- 咬む力が強くなりますので 薄い入れ歯は金属で補強する必要があります。
- 入れ歯の厚みが気になる場合はご利用できません。
- 金属面にコンフォート加工する場合 金属面に接着剤とレジンの層を作る必要があるので 厚みが気になる場合があります。
- 通常の入れ歯より 作製に時間と期間がかかります。
- コンフォート加工のた
め技工所に入れ歯を送らねばなりません。加工している間 替りの入れ歯が必要です。
コンフォートの入れ歯が壊れたらどうなりますか?
コンフォートを剥がさず、入れ歯をそのままお持ちください。
- コンフォート部分は技工所(バイテックグローバルジャパン)の3年間保障がついています。
剥がれたり切れたりした場合は保証が効きます。
想定外の使用や ご自分で加工された場合はこの限りではありません。
コンフォート加工時と同じ手順を踏みますので何回か通っていただく必要があります - 入れ歯の床(ピンクの部分)が割れた時は 当院で修理いたします。
この場合シリコーン部分は入れ歯にくっついていますので 絶対に剥がさないようお願いいたします。 - 人工歯のダツリ・ハセツは当院で修理します。
コンフォート加工の技工所のサイトはこちら↓
バイテックグローバルジャパン